葬儀委員長の決定
葬儀で第一に留意することは、敏速に事を処理する指揮者が必要だということである。葬儀が円滑に進む進まないは、この指揮カいかんにかかっている。先にも述ベたように、近しい肉親、特に家族ほ悲しみに打ちひしがれているので、葬儀委員長は喪主を助けなければならない。また葬儀委員長があちこち走りまわつていては用をなさないので、葬儀委員長を助ける雑用を引き受ける者が必要である。
葬儀委員長とぃぅものは喪主と親しく、かつ事情に詳通し、細かい相談をしなくとも事を進められる立場にある人が望ましい.葬儀社が葬儀の準備は段取りよくやつてくれても、最終の決定があやふやだと収拾がつかなくなるなお葬儀の規模や、内容にっいては、思わぬ費用がかかることがあるので、この点だけは喪主をはじめ家族の十分の了解を得て進めることである.特に一家の当主を失つた場合などは先先のこともあり、また他人の家計は外見でうかがい知れないことがしばしぱあるので、率直に喪主と共に実情を判断し、葬儀社と相談することである。葬儀が終わりて、極端な場合支払い
に困るというようなことが生じたら葬儀委員長も立場上困るし、喪主としてもどうしようもない場合がある.意思の疎通を欠ぃたために、喪主と葬儀委員長が不仲になつたということも時折見受けられる。