月ミ員の死を悼む
○〇君〇○君
まったく私にとって残念です。君は四十にも達しない三十八という歳で、思わざる交通事故のために不帰の客となってしまいした.ただ驚きと、悲しみで一杯です。
諸行無常というように生ある者は必ず減するとはいえ、健康とそのバイタ'リを誇うた君を思う時、今なぉ信じられたぃ気持です。
入社以来実に十五年、今や当社の中核的存在としてなくてはならない人でありました。今でも思い出すことは、入社初出勤の'日にわざわざ社長の私の前まできて、 「よろしくお願いします」と几帳面に挨拶をして帰つた君のことです.この頃、若い諸君の中には礼儀を知らたい者か多いといわれますが、あの時の爽やかな挨拶は今なお心に残つています.そして、その時に、君こそ将来は我が社を背負りてくれる一員になってくれるものと期待をしたものですが、その期待に応えて、今や対外的にも大活躍の君でした。
当時は僅か五十人といら社員でしたが、今やその六倍の社員を擁するまで成長し、年々業績も上向いているということは、君の力に負うところ大であります.部下思いの君が突然あの世に去り、その驚きと悲しみは口で表せないものがあります.
〇〇君自身も、あまりにも突然のことで、あの世でさぞかし口惜しがって、いることと思います。特に残された家族の皆さんを心配する時、死んでも死にきれたぃ気持が痛い程わかります、
〇○君、安心して下さい。社長として、君に変わって家族の皆さんを見守り、 一粒種の〇○君が大きくなるまで、援助を惜しまないことを霊前にお誓いします。
〇○君どらか安らかに眠つて下さい。心から冥福を祈り弔辞と致します。